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報告|「2019年度 MISAインターンシップ成果報告会」

2019年11月27日、東北福祉大学仙台駅東口キャンパスにて、「2019年度 MISAインターンシップ成果報告会」を実施いたしました。

本インターンシップは、昨年度に産学共同開発したモデルカリキュラムをベースに、MISAが実施サポートなどを行い、現在までに10つのインターンシップを実施いたしました。

出席した学生4名の声や、傍聴席の企業・教育機関からの質問などを交えた本会では、インターンシップ開催における様々な情報を企業側・学生側の両面から共有しました。

簡単ですがこの内容を報告いたします。

開催概要

日時
2019年11月27日(水)13:30-15:30
会場
東北福祉大学 仙台駅東口キャンパス 52教室
プログラム
  • 開会挨拶(MISA 人財委員会委員長 岡田)
  • 事業報告(「伊達なICT-WORK せんだい・みやぎ」運営事務局)
  • 報告会(10社/2社は事務局による企業スライドの代理報告)
  • 傍聴席からの質問
  • 閉会の挨拶(MISA 人財委員会副委員長 高谷)

実施企業・出席した学生による開催レポート

A IT業務・プログラマ体験モデル 体験型
  • 株式会社エヌ・エス・シー、株式会社ナナイロ+東北福祉大学学生
    「営業体験とSE・プログラマ業務体験」
    (実施時:学生6名/東北福祉大学)
  • 株式会社エスクルー
    「プログラミング基礎とUnityゲーム制作体験」
    (実施時:学生6名/東北福祉大学・仙台白百合女子大学)
  • 株式会社トレック+東北工業大学学学生・聖和学園短期大学学生
    「自社製品のクラウドシステム開発を体験」
    (実施時:学生2名/東北工業大学・聖和学園短期大学)
  • 株式会社ナナイロ+仙台白百合女子大学学生
    「SE・プログラマ業務体験」
    (実施時:学生4名/尚絅学院大学・仙台白百合女子大学)

■企業の報告

  • 学生とのコミュニケーションの重要性。普段の業務や業界に関連する 話などをすることで、学生はそこで働く自分をイメージし易くなると思う。
  • ゲームの作成は難しい内容だが楽しんで行ってくれた。ただ、未経験者に理解しにくい内容があり、基礎を行う際には、時間を多めにとった方が良い。
  • プログラミング体験は、完成サンプルのパラメータを変化させ「改造する」ことが、未経験者が処理を理解するのに意外に効果的だった。難しいソースコードで心配したが問題なかった。

■学生の声

  • IT業界と接点のないような業界とも繋がって、技術を提供していることで業界のイメージが変わった
  • 実際の現場のコードを学べ、改めて目指すべきものが見つかったと感じた。普段見られない会社の様子を見られた。とても貴重な体験だった。
  • 課題を解決するのにどれほど大変か、実際に取り組み、知ることができた。IT企業を視野に入れて考えてみようと思った。
  • 思っていた以上にホワイトだなと思った。
B 上流下流工程総合モデルPBL型
  • 株式会社東北システムズ・サポート
    「SE・プログラマ業務体験」
    (実施時:学生8名/東北電子専門学校)
  • 株式会社トレック+東北工業大学学生
    「軽減税率制度導入に伴うシステム設計および構築を体験」
    (実施時:学生1名/東北工業大学)

■企業の報告

  • 短い期間でコミュニケーションを取るために、かなり近い位置で作業したほうが、お互いに意見や感想、困りごとをキャッチしやすかった。
  • 学生のスキル等を判断するような課題を用意し、その結果から以降を調整することで、インターンシップの満足度が上がる。

■学生の声

  • 以前は漠然と「IT業界」という単位でイメージを持っていた。実際は様々な工程に別れ、様々な人材が要求される世界であり、各工程や人材事に実際の業務は変わっていくのだと分かった。
  • 実際に顧客の要望を受け、ソフトウェアを改善する体験は学校では得られないものだった。
  • 社会を動かすのはとてつもない労力が必要なんだと分かった。一人だけでは何もできない。
C 就業力育成モデル体験型
  • 株式会社SRA東北
    「IoTのTibbo-Pi体験/プログラミング練習」
    (実施時:学生1名/尚絅学院短期大学+α)
  • 株式会社ステップ
    「IT企業で必要とされる技術・基礎素養の理解/若手社員・上層部交流」
    (実施時:学生3名/東北工業大学・尚絅学院大学)

■企業の報告

  • 短い期間でコミュニケーションを取るために、かなり近い位置で作業したほうが、お互いに意見や感想、困りごとをキャッチしやすかった。
  • 学生のスキル等を判断するような課題を用意し、その結果から以降を調整することで、インターンシップの満足度が上がる。

■学生の声

  • 残業や情報系出身の人が多いイメージだったが、休みもしっかり取れていて、働き方も希望に合わせてくれるようなところもあり、働きやすそうだというイメージに変わった。
  • 文系であっても、入社後に数ヶ月にわたり研修があれば、安心だと感じた。
  • IT業界の中の、それぞれの分野の特徴を学んだことは、自分の働き方ややりたいことに結びつけられると思う。
  • パソコンの前にずっといるイメージがあったがコミュニケーションなども必要になると分かった。